飛ぶ鳥を落とす勢いの若手指揮者、タルモ・ペルトコスキと、同世代2001年生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチがN響と初共演。
タルモ・ペルトコスキは、ドイツ・カンマーフィルやラトビア国立交響楽団、ロッテルダム・フィルといったオーケストラから、矢継ぎ早にタイトル指揮者として迎えられ、2025-26シーズンにはトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督に就いている。
ダニエル・ロザコヴィッチは6歳からヴァイオリンを習い始め、その2年後にはモスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団との共演で協奏曲デビューを果たし、その演奏はフランスのフィガロ紙で「完璧な技巧。たぐいまれな才能」と絶賛された。2016年にはドイツの老舗レーベルの最年少専属契約アーティストとなっている。
2人は親友で、ペルトコスキの強い希望でスケジュールを組み換え今回の共演が実現した。


【曲目】コルンゴルト/バイオリン協奏曲▽マーラー/交響曲第1番「巨人」
【演奏】指揮=タルモ・ペルトコスキ、バイオリン=ダニエル・ロザコヴィッチ、管弦楽=NHK交響楽団
【収録】2025年6月20日NHKホール
◎Eテレ 8月10日(日) 午後9:00〜午後11:00